
暗号資産に興味はあるものの、何から始めればいいのか分からない。
そう感じる人は少なくありません。
実際、暗号資産は株や投資信託とは少し違い、口座の作り方や買い方、保管の考え方まで、最初に知っておくべきことがあります。
ただ、難しく考えすぎる必要はありません。やることを順番に整理すると、初心者でも無理なく始められます。
この記事では、暗号資産をこれから始める人に向けて、最初に知っておきたい基本と、実際に始めるまでの流れを順番に整理します。
口座選びで迷いやすいポイントや、少額で始める考え方、注意点までまとめているので、最初の一歩を落ち着いて確認したい人は、ここから順番に読み進めてみてください。
暗号資産を始める前に知っておきたいこと
暗号資産を始める前に、まず整理しておきたいのは「すぐに大きく増やすためのものではない」という点です。
暗号資産は値動きが大きく、短期間で上がることもあれば、大きく下がることもあります。
そのため、生活費を入れたり、借金をしてまで買ったりする対象ではありません。使うお金は、なくなっても生活に影響しない範囲にとどめることが大切です。
もうひとつ大事なのは、暗号資産は種類が多いということです。
初心者のうちは、名前を聞いたことのある通貨から確認するほうが無難です。最初からよく分からない小さな銘柄に手を出すより、まずはビットコインやイーサリアムのように情報が多い通貨から理解していくほうが進めやすくなります。
最初の段階では、「一気に利益を狙うこと」よりも「安全に始められる環境を作ること」のほうが重要です。
この順番を間違えないだけで、かなり失敗しにくくなります。
暗号資産を始める流れはシンプルです
暗号資産を始める流れは、実はそこまで複雑ではありません。
大きく分けると、やることは次の順番です。
まず、国内の暗号資産取引所で口座を作ります。
次に、日本円を入金します。
そのあと、買いたい暗号資産を選んで購入します。
最後に、買ったあとも放置せず、保管方法や使い方を確認していきます。
流れだけ見ると、とてもシンプルです。
ただし、初心者がつまずきやすいのは「どの取引所を選ぶか」と「販売所と取引所の違い」の部分です。ここを理解せずに進めると、思っていたより高い価格で買ってしまうことがあります。
そのため、最初にやるべきことは、いきなり買うことではなく、自分に合う取引所を選ぶことです。
ここで各社の違いを確認しておくと、始めやすさがかなり変わります。
→ 初心者向けの暗号資産口座比較はこちら
最初の口座選びで見ておきたいポイント
初心者が口座を選ぶときは、通貨の多さだけで決めないほうがいいです。
大事なのは、使いやすさ、入金のしやすさ、手数料、そして取引画面のわかりやすさです。
たとえば、アプリの画面が見やすく、初めてでも迷いにくい取引所は、最初の一歩として使いやすいです。
一方で、手数料を重視するなら、売買方法まで含めて見ないと実際の負担は分かりません。
ここで注意したいのが、「販売所」と「取引所」は同じように見えて違うことです。
販売所は操作が簡単な反面、買値と売値の差が広くなりやすいことがあります。
取引所は少し操作に慣れが必要ですが、条件によってはコストを抑えやすくなります。
初心者のうちは、まず使いやすさを優先しつつ、慣れてきたらコストも意識する、という順番で問題ありません。
最初から完璧を目指すより、「続けやすい口座」を選ぶほうが大切です。
それぞれの特徴を個別に見たい場合は、以下の記事から確認できます。
→ Coincheckの使いやすさを確認する
→ GMOコインの特徴を確認する
→ bitbankの特徴を確認する
口座開設でやることはそこまで多くありません
口座開設では、メールアドレスの登録、本人確認書類の提出、基本情報の入力を行うのが一般的です。
流れ自体は難しくありませんが、途中で面倒に感じて止まってしまう人もいます。
ただ、ここを終えないと何も始まりません。
逆に言えば、口座開設が終われば、暗号資産を始める準備の大部分は終わったようなものです。
本人確認では、運転免許証やマイナンバーカードなどを使うことが多いです。
審査が終わると、日本円を入金して買える状態になります。
最初の口座としては、画面がわかりやすいところを選ぶと進めやすいです。
スマホで操作したい人はアプリの見やすさ、パソコンでも使いたい人は管理画面の使いやすさも見ておくと安心です。
▼総合バランスで選びたい方 →GMOコイン
▼スマホアプリ中心で始めたい方 → Coincheck
▼取引条件も見ながら進めたい方 → bitbank
日本円を入金したあと、何を買えばいいのか
初心者が最初に悩みやすいのが、どの暗号資産を買えばいいのかという点です。
結論から言うと、最初は情報量が多く、長く見られてきた通貨から確認するのが無難です。
その代表が、ビットコインとイーサリアムです。
この2つは暗号資産の中でも知名度が高く、情報が多いため、初心者でも調べやすいという特徴があります。
反対に、短期間で大きく増えそうに見える通貨にいきなり手を出すと、仕組みを理解しないまま価格だけで選んでしまいやすくなります。
これは失敗しやすい入り方です。
最初は、少額でビットコインを買ってみる。
そのうえで、実際に価格が動く感覚や、買ったあとの管理画面の見方に慣れていく。
この進め方のほうが、結果的に遠回りになりません。
-
-
通貨・銘柄について考える前に
暗号資産には多くの通貨や銘柄がありますが、最初からすべてを理解する必要はありません。 重要なのは、それぞれが「何を目的に生まれた存在なのか」を知ることです。 このページでは、暗号資産の中心にある代表的 ...
少額から始める考え方が大事です
暗号資産は、最初からまとまったお金を入れる必要はありません。
むしろ初心者ほど、少額から始めるほうがいいです。
理由は単純で、実際に自分のお金が入ると、値動きに対する感じ方が大きく変わるからです。
頭では理解していても、数日で価格が上下すると、不安になったり、逆に焦って買い増したくなったりします。
この感覚を知るためにも、最初は小さく始めるのが向いています。
まずは「買う」「保有する」「価格を見る」「売る」という一連の流れを体験して、慣れることのほうが重要です。
少額で始めれば、大きな失敗もしにくくなります。
暗号資産は学びながら進める部分が大きいので、最初は経験を積むためのお金と考えるほうが自然です。
買ったあとに放置しないために意識したいこと
暗号資産は、買ったら終わりではありません。
買ったあとに何を確認するかも大切です。
まず見ておきたいのは、自分がどの価格で買ったのか、いくら入れたのか、どこまで下がったら不安になるのかという点です。
これを曖昧にしたまま持つと、少し下がっただけで不安になり、計画のない売買をしやすくなります。
また、暗号資産の世界では情報が多く、毎日のように価格予想や強気な意見が流れてきます。
初心者ほど、それを全部追おうとすると疲れます。
大切なのは、自分がなぜ買ったのかを忘れないことです。
初心者が避けたい失敗
暗号資産を始めたばかりの人が失敗しやすい場面はいくつかあります。
その中でも特に多いのは、よく分からないまま話題だけで買うことです。
価格が上がっているときほど、今すぐ買わないと乗り遅れるように見えます。
ただ、その感覚だけで入ると、買った直後に下がったときに自分の判断を支えられません。
もうひとつ多いのは、生活に必要なお金まで入れてしまうことです。
暗号資産は大きく動くので、余裕資金で向き合うことが前提になります。
さらに、取引所の違いを見ずに、なんとなく口座を作るのも避けたいところです。
最初に使いにくい口座を選ぶと、それだけで続かなくなることがあります。
だからこそ、最初は「どこで始めるか」と「どんな考え方で始めるか」を整えておく必要があります。
ここを先に押さえるだけで、焦って動く回数はかなり減ります。
暗号資産は準備を整えてから始めるほうがうまくいきます
暗号資産を始めるうえで大事なのは、知識を全部つけてから動くことではありません。
最低限の基本を押さえて、無理のない金額で始め、少しずつ理解を深めていくことです。
最初から完璧に分かる人はいません。
むしろ、触りながら覚えていくほうが現実的です。
そのためには、初心者でも使いやすい口座を選び、少額でスタートし、情報に振り回されすぎないことが大切です。
この流れで進めれば、最初の一歩はかなり踏み出しやすくなります。
これから口座を作るなら、まずは国内取引所の違いを確認して、自分に合うところを選ぶところから始めるのが自然です。
それぞれの特徴や開設方法は、以下の記事で整理しています。
→ 初心者向けおすすめ口座比較
▼総合バランスで選びたい方 →GMOコイン
▼スマホアプリ中心で始めたい方 → Coincheck
▼取引条件も見ながら進めたい方 → bitbank
暗号資産は、急いで始めるより、流れを理解してから始めるほうが続けやすいです。
まずは口座選びから落ち着いて進めていくのがいいと思います。