用語(応用)

注文とポジションに関わる用語一覧|暗号資産の売買で損失を管理するための基礎知識

暗号資産の売買は、単に価格の上げ下げを当てるものではありません。
どの価格で入るのか、どこで損失を止めるのか、どれだけの資金を使うのかによって、同じ相場でも結果は大きく変わります。

成行注文や指値注文、逆指値、レバレッジ、ロング・ショートといった言葉は、売買を行ううえで避けて通れません。
しかし重要なのは、言葉を覚えることではなく、「資金をどう守る仕組みなのか」を理解することです。

このページでは、注文方法とポジション管理に関わる基本用語を一覧で整理します。
利益を狙う前に、損失を限定する。
長く続けるための前提を、ここで確認してください。

注文とポジションに関わる用語一覧

成行注文

現在の価格で即座に売買する注文方法。
すぐに成立するが、価格は選べない。

指値注文

希望する価格を指定して出す注文。
価格は選べるが、成立しない場合がある。

逆指値注文

指定した価格に達したら自動で売買する設定。
損失を限定するために使われる。

利確注文

利益が出ている状態で、あらかじめ決めた価格で決済する注文。
感情に左右されないための仕組み。

損切り

損失が一定額に達した時点で決済する行為。
資金管理の基本。

ポジション

現在保有している売買の状態。
買い持ちか売り持ちかを含む。

ロング

価格上昇を期待して買うポジション。
一般的な「買い」。

ショート

価格下落を期待して利益を狙うポジション。
現物取引では基本的に行えず、先物や証拠金取引などのデリバティブ取引で利用される。
下落局面でも利益機会がある一方、レバレッジと組み合わさることで損失も拡大しやすい。

レバレッジ

預けた資金より大きな金額を取引できる仕組み。
利益も損失も拡大する。

証拠金

レバレッジ取引を行うために預ける資金。
担保の役割を持つ。

強制清算

損失が拡大し、証拠金が不足した場合に自動で決済されること。
資金を超える損失を防ぐ仕組み。

追証

損失拡大により追加で資金を求められる状態。
取引所によって仕組みは異なる。

スリッページ

注文価格と実際の成立価格のズレ。
流動性が低いと起きやすい。

建玉

まだ決済していないポジション。
含み益・含み損の状態。

両建て

同じ銘柄で買いと売りの両方を持つこと。
リスク調整目的で使われる。

ポジションサイズ

1回の取引で使う資金量。
資金管理で最も重要な要素。

価格指定注文

価格をあらかじめ決めて出す注文。
不利な価格での約定を防ぐための基本形。

トリガー価格

逆指値注文が発動する基準価格。
実際の約定価格とは異なる場合がある。

決済注文

保有しているポジションを閉じるための注文。
新規注文とは区別される。

新規注文

新しくポジションを持つための注文。
決済と区別して管理される。

部分決済

ポジションの一部だけを決済すること。
リスクを減らしながら利益を残す方法。

全決済

保有ポジションをすべて閉じること。
相場観をリセットする判断。

含み益

まだ決済していない状態の利益。
確定するまでは変動する。

含み損

まだ決済していない状態の損失。
放置すると拡大する可能性がある。

実現損益

決済によって確定した利益または損失。
税金計算の基準になる。

ロスカット水準

強制清算が行われる価格帯。
レバレッジ取引では事前に把握が必要。

証拠金維持率

保有ポジションに対する証拠金の余裕度。
低下すると清算リスクが高まる。

追加証拠金

維持率を回復させるために追加する資金。
判断を誤ると損失を広げる。

スワップポイント

ポジションを日をまたいで保有した際に発生する調整金。
通貨ペアや取引所によって異なる。

建値

ポジションを持った価格。
損益計算の基準。

エントリー

新しくポジションを持つこと。
戦略の起点。

エグジット

ポジションを閉じること。
結果を確定させる行為。

予約注文

あらかじめ条件を設定し、自動で発動させる注文。
常に画面を見なくても管理できる。

OCO注文

二つの注文を同時に出し、片方が成立するともう一方が自動で取り消される仕組み。
利確と損切りを同時に設定できる。

トレーリングストップ

価格が有利な方向に動いた場合、損切りラインも自動で追従する設定。
利益を守るための仕組み。

指値スリッページ

流動性不足で指値注文が部分的にしか成立しない状態。
板の厚さに影響される。

約定

注文が成立すること。
出しただけでは成立していない。

約定履歴

過去に成立した取引の記録。
戦略の振り返りに使う。

未約定

注文が成立していない状態。
相場が届いていない場合などに起こる。

有効期限

注文が有効である期間。
期限切れで自動的に取り消されることがある。

成行決済

現在価格で即座にポジションを閉じる方法。
緊急時に使われる。

建玉整理

複数ポジションをまとめて調整すること。
リスクの再配分を目的とする。

ヘッジ

保有ポジションの損失を抑えるために逆方向のポジションを持つこと。
リスク軽減策の一つ。

レバレッジ倍率

証拠金に対して何倍の取引をしているかを示す値。
高いほど価格変動の影響が大きい。

リスクリワード比

想定損失と想定利益の比率。
取引の効率を測る指標。

ポジション調整

相場状況に応じて数量を増減させること。
一度持ったら固定ではない。

ナンピン

価格が不利に動いたときに追加で同方向のポジションを持つこと。
平均取得価格は下がるが、リスクは上がる。

ピラミッディング

利益方向に動いたときにポジションを追加すること。
順張り戦略で使われる。

マーケットメイカー

売りと買いの注文を常に出し、流動性を提供する参加者。
板を厚くする役割がある。

テイカー

すでに出ている注文を成立させる側。
成行注文が該当することが多い。

メイカー手数料

板に注文を置くことで発生する手数料。
低く設定される場合が多い。

テイカー手数料

既存注文を成立させる際の手数料。
メイカーより高い場合が多い。

ポジション平均価格

複数回に分けて建てた場合の平均取得価格。
損益計算の基準になる。

クロスマージン

口座内の全資金を証拠金として共有する方式。
一部ポジションの損失が他に影響する。

アイソレーテッドマージン

ポジションごとに証拠金を分離する方式。
損失が限定されやすい。

未決済建玉

決済されていないポジションの総量。
市場の活発度を示す。

強制ロスカット連鎖

急変動により清算が連続して発生する現象。
価格が一気に動く原因になる。

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